治療プログラムについて
入所部門
筑後いずみ園にはたくさんの治療プログラムがあります。(こどもの医療機関を含めても日本で一番多彩な治療プログラムだと言われています。) 多彩なグループミーティング(集団療法)と治療プログラムを通して心理治療を行い、子ども達は思いや気持ちを言葉で伝えることを学びます。
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多彩なグループミーティング(集団療法)と治療プログラム
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週間スケジュール
通所部門
通所部門では、生活の場から筑後いずみ園に通って頂き、必要な心理治療を行います。
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1. 心理療法(随時)
担当のセラピストと、家や学校で困ったことについて取り組み、心の成長や自分自身への理解を促進します。これらの心理治療は専門の教育と訓練を受けた心理療法の専門家が担当します。ご希望児応じてお子様の心理療法と並行してご家族のカウンセリングも行うこともできます。
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2. 集団療法(入所部門共同プログラム)
当園の入所部門の児童が対人技術の向上のために毎回熱心に参加している「心理劇(土曜日15:45~)」やSocial Skill Training(日曜:14:30~)」に参加することが出来ます。
「心理劇」とは演劇を用いた心理療法、「Social Skill Training」とは心理教育やロールプレイを用いて対人関係の問題に取り組む心理療法です。これらのグループは専門の教育と訓練を受けた集団心理療法の専門家が担当しています。 -
3. 筑後いずみ園における通信制高校卒業支援
高校の学習と卒業を望みながらも、大人数集団での学習が苦手であったり、自分ひとりで通信制学習やレポート作成することに不安があったり、 遠方への通学が難しい子ども達のために、福岡県立博多青松高校通信制課程と提携して高校卒業に向けた支援を行っています。
筑後いずみ園でできること
- ① 学習(レポート作成)支援
- 全日制高校と同様に、筑後いずみ園学習室に通います。卒業に必要な単位を取得位できるよう学習計画を立て、 通所担当スタッフ(教師及び児童指導員有資格者)がサポートしながら、レポート作成に取り組みます。
- ② 博多青松高校通信制課程在籍者へのスクーリング(授業)
- 博多青松高校の先生が筑後いずみ園に来園してスクーリング(授業)や特別活動の指導を行います。 少人数の生徒に対して各教科の専門の先生が教えてくださいますので、安心して参加できます。
- ③ 自立支援
- 学習以外の時間は、将来に向けた活動に使えるように筑後いずみ園通所担当スタッフが支援をします。