社会福祉法人 風と虹 筑後いずみ園

専門教育機関として

当園では保育士、看護師、臨床心理士・公認心理師・社会福祉士などの養成大学・大学院から依頼を受けて年間約200日、100名程の学生が実習を行っています。また、視察や見学研修のために国内外から年間200名以上の専門職の方々が来訪されています。また、福岡県の認可を受けて児童福祉施設職員に向けての研修会を開催し、社会福祉領域の知識と技術の向上に貢献しています。

筑後いずみ園の教育体制

筑後いずみ園では独自の職員研修プログラムを中心に、 園内や園外からの講師による講義や、他機関への見学研修も行っています。 それらの研修を受けて心理治療技術を研鑽しながら、日常業務を行っていきます。 また、研修の一環として学術活動にも力を入れ、学会や学術雑誌に当園の取り組みを発信しています。

公認心理師法第7条第2号に規定の
認定施設

当園の職員研修プログラムは文部科学省と厚生労働省から公認心理師法第7条第2号に規定する実務経験として認可されています。 大学で必要な心理学の単位を取得した人が、当園の児童指導員として3年勤務すると、通常は大学院を修了しなければ受験することが出来ない公認心理師の国家試験の受験資格を得ることが出来ます。

筑後いずみ園からのメッセージ

“Don’t forget the children!(子どもを、いつも念頭に置くのだよ!)”は、メニンガークリニックの創設に当たり、当時のハーバード医学校エルマー.E.サウザード教授が、教え子で今なお精神分析学で名高いカール・メニンガーに送った言葉です。サウザード教授の言葉はこのように続きます。「子どもを、いつも念頭に置くのだよ。人間の心、つまり精神健康について一番、多くを教えてくれるのが、子ども達なんだ。」 私達は、この世にある全ての資源を「筑後いずみ園」に入所する子ども達の治療に役立てると同時に、子ども達から“人間の心”について学び、社会の精神健康に貢献していきたいと考えます。

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